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新高山めぐみ幼稚園

トップページ > お知らせ > ●らくらくMEGUMI通信第3号(再開の見きわめ)
お知らせ

いちご組を含む保護者のみなさま

 

【現在は保育を徐々に再開可能な時期にある】と考えています。

 

感染者数を都道府県別にみれば、人口が多い東京、大阪、神奈川が多いのは当然です。ただし都道府県別の感染者数、たとえば広島県の感染者数が165人(05/09現在)であることは、当園が保育を再開するかどうかを見きわめる上では不十分な数字です。当園と関わりのある地域での危険性の程度から見きわめたいものです。

 

市町村単位で感染者と接触する可能性の程度を計る数値が紹介されていました(注1)。1人の感染者の人がいる密度です。その結果は、
・新宿区  242メートル
・世田谷区 384メートル
・大阪市  372メートル
・広島市  1,927メートル
新宿区は242メートル四方に1人の感染者、世田谷区や大阪市は約400メートル四方に1人です。広島県の中で最も感染者が多い広島市は約2キロ四方に1人です。

 

尾道市と隣接する市町は、
・尾道市  8,376メートル
・福山市  3,406メートル
・三原市  12,625メートル
・府中市 (感染者なし)
・世羅町 (感染者なし)
・今治市 (感染者なし)
尾道市は約8キロ四方に1人です。接触の可能性は低いと言えます。ただし福山市は約3キロ四方に1人で、車での買い物などの範囲となり、要注意かと思います。

 

次に最初の感染者→直近の感染者がそれぞれ確定した日付(注2)ですが、
・尾道市 03/20(金)→04/12(日) 計3人
・福山市 04/02(木)→04/25(土) 計22人
・三原市 04/16(木)→同左 計1人
05/11(月)現在、直近の確定日から尾道市は4週間ほど、福山市は2週間ほど、三原市は25日が経過しています。

 

以上から、近隣地域での危険性の程度と先月25日を最後に新たな感染者が出ていないことから、【現在は保育を徐々に再開可能な時期にある】と考えます(注3)。

 

 


1)舞田敏彦「新型コロナ、感染者密度で見えてくる本当の危険度」(ニューズウィーク日本版、2020.4.22)。記事内容は「面積を考慮した感染者の存在密度」の紹介です。式は「可住面積を感染者数で割った値の平方根」です。「可住面積」とは全面積から山林や湖など人間が住まない地域を除いた面積です。「感染者数」は累積の感染者数ですので、増減傾向は無視されています。なお本文の数値は主事が割り出したものです。
2)各市のホームページより(2020.5.10アクセス)。
3)素人が幼稚園本位で考えたものですから、行政や専門機関から新たな知見が示されれば改めます。

 

※このお知らせは「らくらくアプリ」の内容と同じです。

2020.05.12 (火)