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新高山めぐみ幼稚園

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◎本日(17日)12:50より3階ホールにて年少・年中・年長組の園児が人形劇を鑑賞しました。

 

◎開演を待つめぐみっ子たちです。

 

◎わくわくですか?!

 

◎今年も「劇団ちろりん」のみなさんが演じました。
◎始めに「木こり」の仕事について簡単な説明がありました。

 

◎今回はイギリス民話にちなむ「三つの願い」です。
◎舞台は森です。蝶が舞い、タヌキやウサギが相撲をとったりして遊んでいます。

 

◎そこに登場したのは木こりのサブローです。
◎「古くなっちゃってさ、ぼろだけど、使い込んだ」鉄の斧で木を切っていたサブロー、なんと勢い余って斧を泉に落としてしまいました。

 

◎しょげているところに泉の精のおじいさんが現れました。
◎サブロー君「泉の神さま。斧を落として困ってます」

 

◎泉の精が「この斧かな」と、さっそく斧を持って来てくれました。
◎サブロー君「いいえ、こんな金色でぴかぴか光っていません」

 

◎泉の精「それでは、この斧かな」
◎サブロー君「いいえ、こんな銀色でなく、固い鉄の斧です」

 

◎今度はサブロー君の落とした斧を取って来てくれました。
◎森の精「おまえは正直者でなかなか偉い! まるでめぐみっ子じゃ! 正直者は得をしなければならん。この新しい鉄の斧もあげよう。さら~に! おまえのほしいものを3つだけ、願いを叶えてあえげよう」
◎3つの願いです。どうする、めぐみっ子のみなさん、保護者のみなさん。もちろん私も「どうするどうする」と思わず考え込んでしまいました。

 

◎それを聞いてもサブロー君は色めき立つことはありません。そしてやさしい子です。
◎お家に帰って、お母さんに話して、できればお母さんの願いをかなえてあげようと思いました。
◎ところが、それを聞いたお母さんは「どうしようかねえ。ぼろぼろのタンスを新しいものにしようか。でもタンスの中の着物がぼろなので、きれいな着物にしようか・・・」 お母さんが舞い上がっています・・・。

 

◎サブロー君「お母さん、その前に何か食べるものをお願いします」
◎いつまでも舞い上がったままお母さんにしびれを切らしたサブロー君は「あんこのいっぱい入ったお団子を食べたいなあ!」

 

◎1つ目の願いを使ってしまい、頭に血の上ったお母さんは「団子を頭の上にのせときな!!」
◎なんと、これが2つ目の願いになってしまいました。
◎残るは1つだけです。どうしますか、保護者のお父さんお母さん?

 

◎でも、さすがサブロー君を育て上げたお母さんだけあります。
◎「サブローや、母ちゃんが変に欲を出してしまった。ごめんよ。3つ目のお願いです。サブローを元の姿に戻して下さい」
◎元の姿に戻ったサブロー君は「おいら、またいっしょうけんめい働くよ」と決意を新たにして、人形劇「3つの願い」は終わりました。
注)私は写真撮影を時々忘れ、すっかりお母さんに同調して「何にしようかな」と思案してしまいました。

 

◎人形たちとお別れをして、3階ホールをあとにします。

 

◎今回のお話は、よくご存じの金の斧・銀の斧の民話と、もう一つのイギリス民話「3つの願い」を初代の団長さんが1つのお話に脚色したものだそうです。

 

◎以下は、もう一つの民話の冒頭のあらすじです。
「むかしむかし、・・・ある夫婦が暮らしていました。・・・晩ご飯は、いつものように薄いスープと小さなパンだけです。
(夫婦が食べようとすると)トン、トン、トン、トンと、戸を叩く音がしました。・・・おかみさんが戸を開けてみると、背の低い男が立っていました。
『・・・何か食べ物をわけてもらえないですか?』・・・
『ちょうどいま、ご飯にするところなんですよ。といっても、スープとパンしかありませんけど。それでよければ一緒にどうぞ』
『スープとパンですか。それはありがたい』
・・・おかみさんは自分たちのスープとパンを少しづつ分けて男にごちそうしました。食べ終えると、男は夫婦に言いました。
「ごちそうさま。とても助かりました。食事のお礼に、三つの願い事をかなえてあげましょう。明日の朝になったら、どんな事でも三つ願い事がかないますよ。それでは、さよなら」
そして男は、出て行ってしまいました。」(以下、続く)
出所:http://hukumusume.com/douwa/new/2014/05/26.htm

2018.05.17 (木)  行事

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